June 2nd, 2016

2016年6月2日 詩編を読もう:詩編30編または68編1-10, 19-20

詩編を読もう, by admin1.

各自、聖書日課のその週の木曜から日曜までに与えられている詩編箇所、あるいは、翌週の月曜から水曜に与えられている詩編箇所を読むよう、お勧めしたい。もちろん余裕のある方は両詩編とも読んでいただければと思う。 
そして、いつものように以下の3点について観想していただけたら良いと思う。
1.一度音読して、一番インパクトがあった言葉や節はなにか?あるいは質問したくなる箇所でもよい。
2.二度目の音読をしたのち、二千数百年時代を遡って、詩編作者の気持ちになってどのようなことをその詩編は詠っているか思いをめぐらしてみる。
3.さらにできれば三度目の音読をしたのち、いま主なる神は、この時代に生きる私たちに、詩編を通して何を語りかけているか思いを巡らせる。

詩編30編
1:【賛歌。神殿奉献の歌。ダビデの詩。】
2:主よ、あなたをあがめます。あなたは敵を喜ばせることなく/わたしを引き上げてくださいました。
3:わたしの神、主よ、叫び求めるわたしを/あなたは癒してくださいました。
4:主よ、あなたはわたしの魂を陰府から引き上げ/墓穴に下ることを免れさせ/わたしに命を得させてくださいました。
5:主の慈しみに生きる人々よ/主に賛美の歌をうたい/聖なる御名を唱え、感謝をささげよ。
6:ひととき、お怒りになっても/命を得させることを御旨としてくださる。泣きながら夜を過ごす人にも/喜びの歌と共に朝を迎えさせてくださる。
7:平穏なときには、申しました/「わたしはとこしえに揺らぐことがない」と。
8:主よ、あなたが御旨によって/砦の山に立たせてくださったからです。しかし、御顔を隠されると/わたしはたちまち恐怖に陥りました。
9:主よ、わたしはあなたを呼びます。主に憐れみを乞います。
10:わたしが死んで墓に下ることに/何の益があるでしょう。塵があなたに感謝をささげ/あなたのまことを告げ知らせるでしょうか。
11:主よ、耳を傾け、憐れんでください。主よ、わたしの助けとなってください。
12:あなたはわたしの嘆きを踊りに変え/粗布を脱がせ、喜びを帯としてくださいました。
13:わたしの魂があなたをほめ歌い/沈黙することのないようにしてくださいました。わたしの神、主よ/とこしえにあなたに感謝をささげます。

詩編68編節
【指揮者によって。ダビデの詩。賛歌。歌。】
2:神は立ち上がり、敵を散らされる。神を憎む者は御前から逃げ去る。
3:煙は必ず吹き払われ、蝋は火の前に溶ける。神に逆らう者は必ず御前に滅び去る。
4:神に従う人は誇らかに喜び祝い/御前に喜び祝って楽しむ。
5:神に向かって歌え、御名をほめ歌え。雲を駆って進む方に道を備えよ。その名を主と呼ぶ方の御前に喜び勇め。
6:神は聖なる宮にいます。みなしごの父となり/やもめの訴えを取り上げてくださる。
7:神は孤独な人に身を寄せる家を与え/捕われ人を導き出して清い所に住ませてくださる。背く者は焼けつく地に住まねばならない。
8:神よ、あなたが民を導き出し/荒れ果てた地を行進されたとき〔セラ
9:地は震え、天は雨を滴らせた/シナイにいます神の御前に/神、イスラエルの神の御前に。
10:神よ、あなたは豊かに雨を賜り/あなたの衰えていた嗣業を固く立てて

19:主よ、神よ/あなたは高い天に上り、人々をとりことし/人々を貢ぎ物として取り、背く者も取られる。彼らはそこに住み着かせられる。
20:主をたたえよ/日々、わたしたちを担い、救われる神を。〔セラ

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