January 19th, 2017

2017年1月18日 聖書観想

聖書観想, by admin1.

ここのところ、南カリフォルニアは恵みの雨ではありますが、どうぞ運転にはくれぐれもお気をつけて。 

以下、聖書観想、配布している聖書日課に沿って御言葉を聞き、また礼拝をふり返り、次週の礼拝に備えるためにもお役立てください。 

1月15日(日)ヨハネ1:29-42
ヨヘネの弟子だったアンデレはすぐにイエスについて行った。さらに初対面のイエスの滞在先に、いっしょに泊まる。 そして、翌日には、ペトロに「メシアに会った」とまで言うことができてしまう。 ヨハネから「世の罪をとりのぞく神の小羊」と聞いて起こした行動とはいえ、アンデレ(ともう一人の弟子)の反応には少々極端(決して過激という意味ではなく)な面があるように思うがどうだろうか。人の行動を極端にまで変えてしまうイエスの力が見える。その力が、現代に生きる人々にも働いていることを覚える。

1月16日(月)使徒言行録8:26-40
旧約聖書イザヤ書を読んでいた、異邦の国、エジプトの女王に仕える宦官。イエスの弟子フィリポの手引きを受け、イザヤが何の抵抗もなく屠られていく羊は、イエスのことだったことがわかる。その途端に、宦官は洗礼を受ける(これも極端といえるかも)ことになる。 この話しは、ヨハネがなぜイエスを神の子羊と呼んだかということと結びついている。さらにいうならば、新約聖書に書かれていることは、旧約にことごとく関係している。

1月22日(日)マタイ4:12-23
15日のヨハネが伝えた最初の弟子たちの話しを、マタイはやや異なった話として伝えている。ヨハネ福音書ではアンデレともう一人の名前があきらかにされていない弟子が二人でイエスに従ったが、マタイでは、名前のあきらかにされていない弟子は登場していない。 アンデレとペトロが同時に、しかも、すぐにイエスに従っている。 また同じように、ヤコブとヨハネ兄弟もすぐにイエスに従っている。 ここでも極端な行動に出てしまう弟子たちの姿があり、イエスの神の力が大きく関与しているのだろう。

1月21日(土)サムエル上15:34-16:13
週の後半の旧約聖書は、サムエル記の上から。 士師がリーダとなってイスラエルに仕えた時代から、王が指揮をとる時代に移行して行く。最後の士師はサムエル、最初の王はサウルが任命されるが、好ましくなく、神の霊は激しくダビデに注がれることになる(16章13節)。 その様子は、イエスが洗礼を受けたときの状況にも重なってくる面がある。 またイエスの12弟子たちにも、聖霊が激しく働き、さらに、同じ聖霊の力は、現代のキリストに仕えるものにも、激しく働いていることは、事実なのだと思う。

聖霊の働きが、復活ルーテルの上にも、また、復活ルーテルに集う一人一人の家族、親戚の上に豊かに注がれますように!

恵みと平安
安達均

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