2012年4月11~14日 第11回Assembly of the Association of Asians,
and Pacific Islander, ELCAアジア、太平洋各島 米国福音ルーテル教会
総会に参加して! 民 Day
初めにこの総会はどういうものかを和訳しましょう。
「二年置きにアジア、太平洋各島出身者のELCA福音ルーテル教会のミニストリーが集合して重要なことを決定するので是非参加されることを期待します。」目的は以下の通りです。
1. アメリカ在住アジア、太平洋各島 福音ルーテル教会会員として信仰を証す。
2. 私たちが持つ民族特有のギフトをキリストの証人として賞賛する。
3. 神の民として、アメリカ福音ルーテル教会の会員としてユニークな文化を役に
4. アメリカ福音ルーテル教会の中のアジア、太平洋各島民会員のコミュニテイーとして全国内の目標,計画を実行し、モニターする。
アメリカ福音ルーテル教会の会員としてアジア、太平洋各島のコミュニテイーを強化する。
The Assembly
The biennial assembly of Asians and Pacific Islander Ministries is the highest decision making body for Asians and Pacific Islanders in the ELCA. Thus, your participation in this event is requested. The purposes of the AAPI-ELCA as stated in its bylaw are:
1. To express the Christian faith from Asian Pacific American perspectives.
2. To encourage the special gifts brought by the Asian Pacific American community to the witness of Jesus Christ.
3. To facilitate the full participation of Asian Pacific American members of the ELCA and to the fullness of the inclusiveness and diversity of the
people of God.
4. To facilitate, and monitor the implementation of the National Strategic Plan of Ministries among the Asian and Pacific Islander community in the
ELCA.
5. To strengthen the unity of the Asian and Pacific Islander community in the ELCA.
私は2年前にシカゴで行われた時に参加させて頂いたのが初めてです。
シカゴで随分多くの方たちと知り合いになり、今回はMs.Gladys Chowの教会(Christ Lutheran Church, Monterey Park, CA)であることから、彼女に会うことを楽しみに行きました。案の定、彼女はすでに台所でコーヒーやお茶を準備して、また夕食のために忙しく働いていました。彼女はシカゴでも台所に居て全員の食事の準備をしていた人です。私より1才若いだけですが、皺もしみもない赤ちゃんのような綺麗な肌はまさに神様が彼女の働きを知ってのご褒美のように私には見えます。
第一日目の水曜日は午後からですが礼拝堂ではすでにピアノやバンドがプレイズ ソングを弾いて大きな声で歌っていました。「讃美歌は常に大きな声で歌いなさい」と言い続けられた藤田先生を思い出します。AAPIのデイレクターのポンサク牧師(これはファーストネームですが苗字は長くて覚えられなくて、誰もがポンサクと呼ぶようです)も藤田先生のように大きな声で何時もプレイズソングをリードしています。その内の一つはポンサク自作の「Jesus the Word」と言うのがあります。
タイの集まりは体は中位の髪が背中まで伸びている若い牧師が先に立ってバンドをリードしています。彼らのコミュニテイーはぐんぐん伸びて広がっていてミニストリーの数も増えているので『その秘密はなんですか?貴方の長い髪ですか?』と冗談を言われた位です。兎角この牧師の周りにはエネルギーが満ちていて『そばに寄って行きたい』と思わせられるのは本当に神の御手が伸びていると思わせられます。お話では彼は日曜の午後早くから準備をして、7時の礼拝に備えて、礼拝では数多くの歌を歌い、その後礼拝が終わっても歌は続けられて誰も帰りたくなくてやっと夜中の1時に(仕方なく?)全員帰途に向かうのだそうです。多くの人が随分遠い所から来て、着いたら、楽しくて誰も帰りたくないような所に聞こえました。わたしの予想では午後7時に礼拝をすると言うのは多分多くの人が仕事をしていて、その後で教会に来るのでしょう。私もそうでしたが他国からの有色人は他の人が避けるような仕事やらスケジュールやらをして(またはさせられて)生活を保っていきます。多分私と同じように休みも無く週に7日も8日も働いている人もあるのではないでしょうか、でも教会に来るのを楽しみに1週間を過ごしているのではないでしょうか。そして、そこでは悩みや問題を話し、聞いてもらい、歌を歌い、新しい力を得て又次の週の仕事に向かうのではないでしょうか。若い夫婦または母子家庭もいたようでした。子供たちは遊び用のテントの中で朗らかに遊んでいました。教会はその子達には生活の一部のようで何の違和感も無いような様子で遊んでいました。私たちLCRの日本語部は23年前の最初から教会を与えられて、日本の福音ルーテル教会、シカゴの本部から資金が来て幸運なミニストリーだと聞きました。多くのAsians and Pacific Islanders(アジア、パシフィックアイランダー)の会員の多くのミニストリーは全く無から始めてまだまだ経済的には随分苦労が多いと聞きました。でもそういう所の会員たちの顔は喜びに溢れていて、神を褒め称える気持ちを歌にして大声で歌うのです。ある母子家庭の母はテキサスから来ていて、このアセンブリーに参加するのが楽しみで一生懸命貯金をするのだそうです。ほかにもそういう人は多くいるとの事でした。
話はGladysに戻りましょう。彼女と私は殆ど同じ年、でも彼女は身も体も神への讃美で溢れていて皺ひとつ無い顔は煌々と輝き、証をさせるなら若い人に負けないエネルギーで喜びを語ります。彼女の感謝に溢れた心は彼女をどこのカンファレンスにも出かけさせて、そこで参加者全員(百人、または百人以上?)の食事の世話をするのです。
こういう人達は聖書を衣と着てイエス様を顔につけて日々を過ごしている人達です。 なんとすばらしい証でしょう。言葉でなく行動で証をしている人達に囲まれた3日間でした。 私たちもこの貧しいグループが二年かけてアセンブリーに参加するために貯金をする態度を学ばなくてはいけないとつくづく思わされました。
.もう一つ嬉しい事は、7-8年前に日本語部が無くなるのではないか、と危ぶまれた頃に立ち上がり愛子G. さん、数年前に亡くなられた中内さんを中心に牧師のいない日本語ミニストリーを保ち続けてきた芙美 Liangさんですがそれだけではなく、いろいろな事に奉仕するだけで無く数え切れない大切な仕事, 例えば日本語部と英語部を近づけたFriendship Task Force「友好実行委員会」、Care Connection Net Work、シカゴのELCA, AAPI, または地元の教区との結びつき、日本の福音ルーテル教会との関係保持、述べれば尽きない彼女の働きが認められてアセンブリーの2日目の夜の式で表彰額を授けられたことです。これは故意に額を受け取る人達の名は隠してあったようで芙美さんは名を呼ばれるまで知らないでいましたが、私は少し前に芙美さんの働きを述べる役を頼まれていました。芙美さんの過去8年の貢献した仕事を全部述べようとメモを持っていましたが、ステージに立つとライトはまぶしくて多分あがっていたのでしょう、言いたかったことの半分も言わないでしまいました。(芙美さんゴメン)