今週は、詩編120編を読もう。まず、いつものように気になる言葉、あるいはインパクトのあった言葉や節は何かを挙げる。そして、7日の聖日にあたえられている福音書はマルコ3章20-35節。詩編の言葉とイエスの気持ちを重ね合わせるようにして読むのも良いと思う。
詩編120編
1:【都に上る歌。】苦難の中から主を呼ぶと/主はわたしに答えてくださった。
2:「主よ、わたしの魂を助け出してください/偽って語る唇から、欺いて語る舌から。」
3:主はお前に何を与え/お前に何を加えられるであろうか/欺いて語る舌よ
4:勇士の放つ鋭い矢よ/えにしだの炭火を付けた矢よ。
5:わたしは不幸なことだ/メシェクに宿り、ケダルの天幕の傍らに住むとは
6:平和を憎む者と共に/わたしの魂が久しくそこに住むとは。
7:平和をこそ、わたしは語るのに/彼らはただ、戦いを語る。
マルコによる福音書3章
20:イエスが家に帰られると、群衆がまた集まって来て、一同は食事をする暇もないほどであった。
21:身内の人たちはイエスのことを聞いて取り押さえに来た。「あの男は気が変になっている」と言われていたからである。
22:エルサレムから下って来た律法学者たちも、「あの男はベルゼブルに取りつかれている」と言い、また、「悪霊の頭の力で悪霊を追い出している」と言っていた。
23:そこで、イエスは彼らを呼び寄せて、たとえを用いて語られた。「どうして、サタンがサタンを追い出せよう。
24:国が内輪で争えば、その国は成り立たない。
25:家が内輪で争えば、その家は成り立たない。
26:同じように、サタンが内輪もめして争えば、立ち行かず、滅びてしまう。
27:また、まず強い人を縛り上げなければ、だれも、その人の家に押し入って、家財道具を奪い取ることはできない。まず縛ってから、その家を略奪するものだ。
28:はっきり言っておく。人の子らが犯す罪やどんな冒涜の言葉も、すべて赦される。
29:しかし、聖霊を冒涜する者は永遠に赦されず、永遠に罪の責めを負う。」
30:イエスがこう言われたのは、「彼は汚れた霊に取りつかれている」と人々が言っていたからである。
31:イエスの母と兄弟たちが来て外に立ち、人をやってイエスを呼ばせた。
32:大勢の人が、イエスの周りに座っていた。「御覧なさい。母上と兄弟姉妹がたが外であなたを捜しておられます」と知らされると、
33:イエスは、「わたしの母、わたしの兄弟とはだれか」と答え、
34:周りに座っている人々を見回して言われた。「見なさい。ここにわたしの母、わたしの兄弟がいる。
35:神の御心を行う人こそ、わたしの兄弟、姉妹、また母なのだ。」
本日は牧師のコメントは休暇中のためお休み。